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ADXマガジン 2021/10/11号

【AI】AIが作り出した画面の中に生きる「人」

10月4日、日本経済新聞社の研究組織「日経イノベーション・ラボ」は、株式会社データグリットと共同で、AIが生成した人物(バーチャルヒューマノイド)を用いて動画を制作するシステムを開発したと発表しました。

AIが作り出した実在しない人物や実在する人物をベースに、話す内容を自由に指定し動画を作成するシステムです。これにより、出演者や撮影スタッフ、スタジオなどが不要となり、誰でも簡易な動画を作成できるようになります。

この技術が一般的になれば、決まった原稿を読み上げるニュースキャスターや決められた進行に従う司会者はバーチャルヒューマノイドに置き換わるでしょう。

近い将来90%の仕事がAI(機械)に置き換わり、この先15年で今の仕事の49%が人工知能やロボットで代替可能と言われています。

ではそうなった時に自分は何をすればいいのでしょうか?

多くの仕事がAIに代替可能だとしても、必ずメンテナンスの手は必要であるし、新しいものを生み出せるのが私たち人間ではないでしょうか。

いきなり、「明日からあなたの仕事はロボットにやってもらうことになりました。」そう言われないために、世の中に新しい価値を生み出していくことが大切ですね。

【DX人材】変化に強い人材を獲得するDX採用戦略

コロナ禍によりオンライン面談が一般的になるほど、採用現場の環境は激しい変化が起きています。また、東京海上日動火災保険の「イノベーション人材採用」や東京ガスの「フリースタイル採用」など採用方法にも変化が起きており、インフラや金融など「古い大企業」とのイメージを持たれやすい業界で、「新しいことに挑戦したい」就活生の活躍の場が広がっています。時代の変化に合わせて変革を求める企業では、これまでと異なる人材を採用するべく新たな採用枠を設ける動きがあります。

優秀な人材の採用も激しくなってきています。DXに対応できないベテラン社員よりも、新しい技術に詳しくDXを推進できる若手を評価できる仕組みを構築して、企業側も魅力ある会社に変革が求められています。

しかしながら、会社説明会で「コロナ禍で変わったことは何か」「デジタル化を推進している部分は何か」「今後のビジネスの方向性をどう考えているか」などの質問に的確に回答できる企業は多くはないでしょう。優秀な人材を集めるために改めて御社のDX推進を考えてみていかがでしょうか?

【EC】まだまだ伸びる越境EC市場

現在、コロナ禍において、ECの需要が高まってきています。物販系のECの市場規模においては、2020年度は2019年と比べ+21%の伸び率でどんどんと拡大しています。それは、越境ECにおいても同じで、日本では+7.6%、米国では+9.9%、中国では+16.3%の伸び率となっており越境ECの需要が高まっています。

そんな中、2021年9月、Shopifyが越境ECをさらに簡単に実現する新ソリューション、「Shopify Markets」を発表しました。同サービスでは、下記のような機能が提供されています。

  • 各マーケットの通貨と支払方法
  • マーケットごとの価格設定と端数処理
  • マーケットごとの在庫状況の把握
  • 複数言語対応
  • 自動でSEO対策ができるローカルドメインの使用
  • 購入者の地域に応じて、適切な通貨や言語を自動表示
  • 関税や輸入税を計算することで、商品配送時の不意のコストを排除

このように今後はいかに簡単に、効率的に越境ECを導入、運用できるかがおおきなポイントとなると予想されます。自由にカスタマイズできるフルスクラッチのシステムを開発するのも良いのですが、導入速度を重視するのであればこういったサービスを利用するのも選択肢として重要になります。


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