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システム開発とは
IT技術を使った仕組みづくりのことをシステム開発といい、具体的には設計やプログラミング、テストという一連の作業を指します。
今回はシステム開発の中でも主にソフトウェア開発についてのお話ですが、ソフトウェア開発というのは簡単にいうとコンピューター上で動作する目に見えないプログラムのことです。
また、システム開発の種類して大きく分けて4つに分かれます。
1つ目はWebシステムでインターネット環境で利用するシステムやサービスのことで基本誰でもアクセスすることができます。
例えば決済システムや予約システムなどが当てはまります。
2つ目は業務システムで、主に企業の従業員の業務効率化のために利用するシステムのことです。
社内SNSや勤怠管理、生産管理、在庫管理等当てはまります。
3つ目は組み込み・制御システムです。
これは家電等に組み込まれたコンピューターを制御するシステムのことで最近ではIoT機器や、カーナビ、などにも組み込まれています。
そして最後がスマホアプリシステムです。
これは文字通り、スマホアプリのシステム開発でスマホの所持率が高くなると同時にこの需要も高まってきました。
ブラウザとは異なりデザインや使いやすさも鍵となるためまた別の知識やノウハウが必要になるシステム開発です。
費用相場
これらの気になる費用に関しては企業ごとに異なるので目安としてにはなりますが、プログラマーであれば約40万から60万、システムエンジニアは約60万から120万程度といわれています。
そしてシステム開発の費用を決めるは主に人件費です。
スキルや開発環境によっても変化するこの人件費ですが、システム構築費用の算出には人月という工数単位が用いられます。詳しくはこちらの記事でも取り扱っているのでぜひ参考にしてみてください。
参考記事:システム開発に毎月80万円?もっと抑える方法とは!
国内でのシステム開発の現状
そんなシステム開発ですが、前述したようにある程度の費用が必要です。
もちろん開発を考えているシステムの種類によって大きな変動はあるものの、決して安い値段とは言えません。
そしてそんな安くない値段を支払う価値が本当にあるエンジニアなのかを見極めるのはかなり難しいです。
というのも、とあるアンケートを複数の国で実施したところ日本人のエンジニアで自分自身のスキルレベルがわからないと30%以上が答えました。
アメリカは約3%、ドイツが約6%だった結果から考えると多い印象をうけます。
もちろん日本人の特徴でもある「謙遜」が含まれていた可能性があるにしてもこの結果には大きな差があるのではないでしょうか。
また、日本は少子高齢化ということもありエンジニア限らず労働人口が減少しています。
そしてエンジニアがパソコンの前に何時間も作業をし膨大な知識量とスキルを必要とし、更には常にそれらを更新し続けなくてはいけない仕事量に対して給料が低いとされています。
そのためエンジニアを志す人も減少し、そもそも減少している労働人口の中からエンジニア、そして優秀なエンジニアとなると人材の確保は非常に難しいといえるでしょう。
ベトナムでのオフショア開発?
コストもかかり、日本での優秀なエンジニアの人材確保も困難になっている今、おすすめなのがベトナムでオフショア開発を行うということです。
そもそもオフショア開発とは海外の企業やリソースを活用してソフトウェアやWEBシステム、アプリケーションなどの開発業務を委託する手法のことです。
そしてオフショア開発の委託先に選ばれている国の企業は大きく発展するという特徴があるため優秀な人材確保にも注力しています。
そんなオフショア開発は今まで大企業が行っているイメージでしたが、これからは中小企業からスタートアップ企業までオフショア開発を活用していく会社が増えてくると予想されます。
システム開発を国内でするのではなく海外の企業に委託する目的とメリットとしては、コストの削減がと優秀な人材の確保が可能だからです。
前述の通り、国内で探すのは大変ですが海外を視野に入れると分母が大きくなり、より優秀なエンジニアを見つけることができます。
ベトナムが人気の理由
オフショア開発先の国としては複数選択肢があり、それぞれの国に得意な開発などの特徴を持ちますが、今1番人気なのはベトナムです。
その理由としては以下が挙げられます。
・親日&時差が少なく仕事がしやすい
・国全体でIT支援をおこなっている
・若い人材が豊富
・コスト面でのメリット
より詳しく知りたい方は、オフショア開発に関するあれこれご紹介している関連記事を参考にしてみてください。
参考記事:オフショア開発成功のために!今ベトナムが人気のワケ
ベトナムのオフショア開発でおすすめ企業5選
それでは実際にベトナムでオフショア開発する企業を〜つご紹介します。
SystemGear Vietnam(システムギアベトナム)

システムギアベトナムはオフショア開発と、ERPシステムを用いたサービスを提供している企業です。
ベトナムのホーチミンに本社を構え、オフショア開発に関しては主に業務システムと組み込みシステムをメインとしています。
具体的には、自動精算機や自動券売機、ICカードチャージなど組み込みソフトや倉庫管理システム、在庫・棚卸管理システムなどの開発実績があります。
オフショア開発の利点であるエンジニア人材の確保とコスト削減に加え高い品質と日本基準でのセキュリティ環境を担保し高いサービスの提供を目指している企業です。
契約形態も受託型開発とラボ型開発があり、ラボ型開発に関しては3ヶ月、6ヶ月、1年と期間を用意されているので企業に合わせた期間を選ぶことができますね。
SHIFT ASIA

こちらの企業は株式会社SHIFTの海外戦略拠点としてベトナムのホーチミンにて創業されました。
創業自体は2016年と古い会社ではないものの、業界経験年数は15年を超えています。
そして日本の品質をベトナムのオフショア開発で実現し提供することを目指し、社員数も数年間で約8倍に増やしました。
主に、金融やERP、教育、業務システムなどを開発してきた実績があり今までで4つのアワードを受賞する実力もあります。
エンジニアの技術力が高いということを強みにしているSHIFT ASIAは実際に検定などを導入し全工程を手掛けることのできるフルスタックエンジニアのみの採用をおこなっています。
また、在籍する200名のエンジニアの約7割が日本語能力検定でN2以上の資格を取得しているということから、仕事をする上でのコミュニケーションに問題がなく円滑に業務を進めることができます。
株式会社デザインワン・ジャパン

こちらの会社は東京の新宿に本社を構えるシステム開発会社です。
2013年からベトナムのダナンでオフショア開発を行い、クリエイティブに強みを持つニトロテックアジアとベトナム・ダナンのシステム開発会社を2019年に子会社化し、日本向けのオフショア開発に力を入れています。
東証一部上場企業で、低価格・高品質のオフショア開発を提供することを掲げており、実際に日本人エンジニアの常駐と最大60%のコストを削減した実績を持っています。
最近ではオフショア開発先としてベトナムの人気が高まりすぎて徐々にハノイやホーチミンの人件費が高騰しコストカットになりにくくなっていますが、こちらの会社はダナンで開発を行っているため2都市に比べるとまだ安く収めることができるのもメリットです。
そして前述したように日本人が現地に常駐しているため日本流のマネジメントを日本語で行うのでコミュニケーションも非常にスムーズに進みます。
VNEXT JAPAN株式会社

こちらの会社はベトナムのハノイに本社を設置し、東京の千代田区に日本法人があるシステム開発会社です。
VNEXT HOLDINGS全体で長い日系企業との付き合いがあり、10年以上連続でパートナー関係のある企業も存在します。
その理由は、高クオリティな開発を売りにしているからで開発の際に、ベトナム人エンジニアが開発したシステムを日本人エンジニアの品質管理担当者がチェックするという2重システムを取り入れています。
開発実績もSAP開発・CRMotion・金属板OCRアプリ・ビジネスチャットアプリ・音声認識システム・中古車のトレーサビリティなど種類も豊富です。
特にAIやブロックチェーンなどの研究や開発にも力を入れているのでこれらの最先端技術と従来の技術を組み合わせたシステム開発を行えるのも強みの1つです。
COMTOR開発のアタラキシア

Ataraxia DXではCOMTOR開発を提案します。
COMTOR開発のCOMTORとはIT技術者であり日本語を話せるブリッジSEと翻訳者の間に位置する、IT専門の翻訳者です。
従来のオフショア開発だと、間に日本法人の会社や日本人が入ったとしても伝達能力不足などで間違った認識のまま開発が進んでしまうことがありました。
そこで日本のプロジェクトマネージャーが、ベトナムの開発チームをマネジメントし、全員参加の効果的なミーティングを通して開発意図の確認・共有をすることで誤認識をなくします。
そのため、開発する外国人エンジニアにもただ開発してもらうだけではなく、目的も知ってもらうことで想像力を活かして働いてもらうことも可能になるというわけです。
料金プランは主に開発の計画段階と、システムの納品後の対応の違いに応じて3つご用意し、1番安いライトプランで月5万円でご利用が可能です。
まずは初回1時間無料相談をご利用いただくこともできるのでお気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたか。
今回はシステム開発について、最近話題のベトナムでのオフショア開発、おすすめの企業をご紹介しました。
他にもたくさんの企業があるだけに選ぶのは簡単ではありません。
しかし依頼先の企業選択はその後の成功に大きなウェイトを占めるため、依頼する前にまずは実績と得意分野の確認するのは鉄則です。
そして自分達の費用や人手不足の問題を解決してくれる大事なパートナーと考え、信頼を築き上げてより良いモノ作りを目指しましょう。
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